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 キャシー中島、がんは1mmでも「顔を24針も縫った」亡き娘に学んだ“がんとの向き合い方” 4/16(日) 16:01配信

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キャシー中島、がんは1mmでも「顔を24針も縫った」亡き娘に学んだ“がんとの向き合い方” 4/16(日) 16:01配信 週刊女性PRIME キャ シー中島さん  今から9年前のこと。右目の下に、プツッと小さく赤い点を見つけたキャシー中島さん。最初は気にすることもなく、いつか治るだろうと思っていたのに、少しずつ広がりだし、2年がたつころには、8mmくらいになっていた。 【写真】1mmのがん細胞切除で24針縫ったという退院当日のキャシー中島さん 「そのうちに、ちょっとグジュグジュするようになって、それでかさぶたができるんだけど、そのかさぶたが取れると、またグジュグジュして中が乾かない感じ。これは普通ではないと嫌な感じがしたんです」と当時のことをキャシーさんは語る。 「病院に行くのが怖くてね。でも娘に『ママ、本当に悪い病気だったら早く病院に行ったほうがいい』と背中を押されて、検査を受けたんです」 “がん”と診断され、手術台で涙も  そして下された診断結果は、基底細胞皮膚がん。  基底細胞皮膚がんとは表皮の最下層で発生する悪性腫瘍で、紫外線のダメージで発生することが多い。治療しないでおくとがんが浸潤し、転移する可能性もある。  「がんになると、悪い組織を残さないために患部を大きくえぐり取るというイメージがあったので、不安で不安で」  担当医師からは、皮膚表面にできるがんだから、思っているほど切除はしないと説明を受けたが、手術台に横たわり、顔にガーゼがかぶせられると、不安で涙がこぼれた。でも、泣いたのはこのときだけ。 「家族に涙は見せたくなかったんです。でも手術後に、夫の勝野さんは『大丈夫だよ、このくらいの傷はママのチャーミングポイントになるよ』って。娘や息子は『目に見えるがんでよかった。手遅れにならなかったから』と言ってくれました」  家族の温かい励ましはうれしかったのかと思えば、意外な答えが返ってきた。 「やっぱり顔を切るって想像以上にショッキングだった。手術直後は、落ち込んで、慰められても、私の気持ちは救われなかったの(笑)。でもこうして心配してくれる家族のために、私はくじけちゃいけないって思いましたね」  ところがそれから5年がたった2021年に、今度は鼻の右側の骨の横に、前と同じ皮膚がんが見つかる。 「定期検診を受けていたので、今度...

乳がんの薬は大きくわけ3種類、

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どのがんも薬が合うというのは早々あるものではない。いろんなのを試して検査しないとわからない。だから難しいので、簡単ではない。 乳がんの薬は大きくわけ3種類、タイプによって使う薬に違い/明石定子・家族で知ろう「乳がん」   家族で知ろう「乳がん」  乳がんの薬は大きくわけて「ホルモン薬」「抗がん薬」「分子標的薬」の3種類。乳がんのタイプによって使う薬が違ってきます。  ホルモン薬は「女性ホルモン受容体陽性」タイプに効きます。女性ホルモンをエサにして増えるタイプの乳がん細胞で、乳がんの7割程度がこのタイプです。閉経前の患者さんに使う場合、女性ホルモンががん細胞に取り込まれるところをブロックするホルモン薬(タモキシフェン)と、卵巣の働きを抑えて女性ホルモンを作らなくする薬(LHRH アナログ)があります。閉経後の患者さんの場合は、脂肪細胞で女性ホルモンがつくられているので、そこで女性ホルモンに変換する酵素を抑えるホルモン薬(アロマターゼ阻害薬)を使います。がん細胞の栄養となる女性ホルモンを抑える治療です。  次に、抗がん薬。細胞分裂を邪魔することで増殖するのを抑えたり死滅させたりする薬です。女性ホルモン受容体もHER2たんぱく(がん細胞に増殖指令を出すたんぱく)も持たない「トリプルネガティブ」タイプの乳がんでは、抗がん薬での治療が主となります。細胞分裂が多い細胞で効果が出やすいので、女性ホルモン受容体陽性乳がんの中でも増殖の盛んな細胞には抗がん薬を併用することもあります。HER2たんぱくも持っていないタイプです。「HER2陽性」タイプの乳がんにも、抗がん薬と分子標的薬を一緒に使います。  そして、3つ目の分子標的薬。細胞のがん化、がん細胞の増殖に関与するたんぱくを狙ってピンポイントで攻撃する薬です。抗がん薬のところで説明したようにHER2陽性タイプには、抗がん薬と合わせて使うことでがんの抑制効果が証明されています。  これらの薬以外に、免疫細胞を活性化する「免疫チェックポイント阻害薬」も保険適用に--。トリプルネガティブタイプに抗がん薬と一緒に使います。

坂本龍一さん死去に芸能界、世界から哀悼続々 BTS・SUGA「先生、遠い旅が安らかでありますように」

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坂本龍一さん死去に芸能界、世界から哀悼続々 BTS・SUGA「先生、遠い旅が安らかでありますように」 4/2(日) 22:13配信 133 コメント133件 スポニチアネックス 「BTS」SUGA  「世界のサカモト」と評された音楽家の坂本龍一(さかもと・りゅういち)さんが3月28日、死去した。71歳。東京都出身。葬儀は近親者のみで営まれた。 【写真】坂本龍一さんの交流関係図  スポニチ本紙の取材では都内の病院で亡くなった。日本における坂本さんのマネジメント会社「キャブ」も「坂本龍一が去る2023年3月28日71歳にて永眠いたしましたした」と発表した。20年6月に直腸がんと診断され、両肺などにも転移しステージ4と公表していた。「キャブ」は「がんの治療を受けながらも、体調の良い日は自宅内のスタジオで創作活動をつづけ、最期まで音楽と共にある日々でした」とした。  突然の訃報に芸能界からもツイッターなどで追悼の声があふれた。サカナクションのボーカル・山口一郎は「悲しいです。ご冥福をお祈り致します」。韓国の人気音楽グループ「BTS」のSUGA(30)はインスタグラムのストーリーズを更新し、韓国語で「先生、遠い旅が安らかでありますように」とつづり、「R.I.P SAKAMOTO RYUICHI」と続けて冥福を祈った。  ロイター通信社は「映画『ラストエンペラー』の作曲者、坂本龍一さん死去71歳」という見出しで坂本さんの訃報を世界に打電。中国、韓国、ロシアのメディアも坂本龍一さんの死去を速報した。  また、放送プロデューサーのデーブ・スペクター氏も「坂本龍一は本当に偉大な音楽家でした。以前、僕のツイッターにコメントを頂き、ありがとうございました。今頃、天国で高橋幸宏さんと再開されているのでしょうか。心よりご冥福をお祈りします」と追悼した。  作詞家で音楽評論家の湯川れい子氏は「坂本龍一さんが亡くなった事を、私はたったいま知って、ショックを受けています」とし「お具合が悪いことはずっと存じ上げていたけれど、同じ時代のカナリヤとして、さまざまな発言をご一緒にして来たし、とても信頼し、頼りにして尊敬して来た方なので、本当に悲しいです。心からお悔やみを申し上げます」と振り返った。  元芸能リポーターの井上公造氏は「坂本龍一さんが亡くなった。若い頃、僕が好きだった音...

 希望はある 【肺がんの放射線治療】患者数が多い全国トップ15病院

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   ガンだからと諦めてはいけない希望を捨てるな 【肺がんの放射線治療】患者数が多い全国トップ15病院 早期はピンポイント照射で手術に近い治療成績〈dot.〉2/28(火) 11:30配信0コメント0件AERA dot.(写真:AERA dot.)がんの3大療法の一つである放射線治療は、ここ20年ほどの間に急速な進歩を遂げ、根治のための有力な治療手段に位置づけられるようとなった。 週刊朝日ムック『手術数でわかるいい病院2023』では、全国の病院に対して独自に調査をおこない、病院から得た回答結果をもとに、手術数・治療数の多い病院をランキングにして掲載したりする。 ここでは、「肺がんの放射線治療」の解説記事いっしょに、肺がんに比較する放射線治療患者数が多い病院を紹介してる。 【ランキング】肺がん放射線治療新規患者数トップ20!1位は静岡の病院*  *  *「肺癌診療ガイドライン2022年版」では、肺がんのすべてを占める非小細胞がんのI期とII期は、手術が第1選択となってる。 高齢や心疾患があるなど医学的な理由で手術ができません場合や、切除可能でも手術を希望しない患者に放射線治療が推奨されてる。 山梨大学病院の大西洋医師はこう話す。 「I期の放射線治療は手術に近い治療成績が期待できる。 ここまで両者の成績を直接比較した臨床試験は多くないものの、手術のほうがはるかに優れているというデータはありません」 I期におこなわれている放射線治療は、ピンポイント照射と呼びます「体幹部定位放射治療(SBRT)」だ。 SBRTは小さな腫瘍に狙いを定め、1回の照射線量は通常の放射線治療の約5倍前後の高線量を照射する。 ですから根治性が高い一方、周囲の正常部分への影響は抑えられ、副作用は少なく済む。 治療時の痛みはなく、入院の必要もない。 「SBRTは1回の線量が多くなったので照射は数回で終了します。 治療期間が短いこともメリットと言えるのでしょう」(大西医師) III期は免疫療法の追加で治療成績がはるかに改善 一方、III期は原則、抗がん剤と放射線治療を組み合わせる「化学放射線療法」が第1選択になった。 「化学放射線療法後に免疫チェックポイント阻害薬のイミフィンジ(一般名デュルバルマブ)を投与すると生存率がはるかに改善することの方...

海外新薬承認情報(2021年9月分) | AnswersNews

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  answers.ten-navi.com 海外新薬承認情報(2021年9月分) | AnswersNews 3-3 minutes 2021年9月に米FDA(食品医薬品局)が承認した主な新薬と適応拡大をまとめました。 【新薬】エクソン20挿入変異肺がん治療薬「Exkivity」や胆汁うっ滞性そう痒治療薬「Livmarli」など 「Trudhesa」米インペル・ニューロファーマ 片頭痛治療薬「Trudhesa」は、dihydroergotamine mesylateの新規の鼻噴霧剤。前兆のない急性期片頭痛の治療に使用できます。dihydroergotamineの点鼻薬としては、すでに「Migranal」などが販売されていますが、Trudhesaはインペル独自のPOD(Precision Olfactory Delivery)技術を使っており、血管の多い鼻腔上部に薬剤を送達することが可能です。 「Exkivity」武田薬品工業 チロシンキナーゼ阻害薬「Exkivity」(一般名・mobocertinib)は、「EGFRエクソン20挿入変異を伴う成人の局所進行・転移性非小細胞肺がん」の適応で迅速承認を取得しました。EGFRエクソン20挿入変異を標的とする治療薬は世界初。承認の根拠となった臨床第1/2相(P1/2)試験では、約1.5年の奏効期間(中央値)を示しました。中国やオーストラリアでも申請中で、日本ではP3試験を進めています。 「Tivdak」米シーゲン 再発・転移性子宮頸がん治療薬「Tivdak」(tisotumab vedotin)は、デンマーク・ジェンマブの組織因子を標的とする抗体と、米シーゲンの微小管阻害薬の複合体。化学療法後に進行した患者が対象です。101人の患者を集めて行ったP2試験では、客観的奏効率24%、奏効期間(中央値)8.3カ月を示し、この結果をもとに迅速承認されました。日本でもP3試験を実施しています。 「Opzelura」米インサイト アトピー性皮膚炎治療薬「Opzelura」は、JAK阻害薬ruxolitinibの外用剤。アトピー性皮膚炎に対するJAK阻害薬の局所製剤は米国初です。承認の根拠となったP3試験では、アトピー性皮膚炎による炎症やかゆみを有意に減少させました。日本でも開発が進んでいます。 「Qulipta」米アッヴィ 1...

臨床データ全国から蓄積 富山発「血中がん自動捕捉装置」 研究機関に売り込み|社会|富山のニュース|富山新聞

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  www.hokkoku.co.jp 臨床データ全国から蓄積 富山発「血中がん自動捕捉装置」 研究機関に売り込み|社会|富山のニュース|富山新聞 2-2 minutes 全国展開でがんゲノム医療の促進を目指す装置=高岡市の富山県産業技術研究開発センター  高岡の県産業技術センター、ゲノム医療普及へ   高岡市の富山県産業技術研究開発センターは、患者の遺伝子の変異を調べて個人に合った治療を提供する「がんゲノム医療」の普及に向け、臨床データを蓄積する装置の全国展開に産官連携で乗りだす。装置は血液中のがん細胞を自動的に捕捉、抗がん剤の投与前に効き目を判別し、治療効果を継続的に観察できる。より多くの医療機関や大学に採用されることでデータを集積し、新治療法や新薬の早期開発につなげる。  県産業技術研究開発センターは装置の全国展開に向け、理化学機器商社「ケー・テクノ」(富山市)と連携し、30日~10月2日に横浜市のパシフィコ横浜で開催される「第80回日本癌(がん)学会学術総会」に初出展する。  同センターの大永崇副主幹研究員が開発した装置は、樹脂メーカー「リッチェル」(富山市)と共同開発した樹脂チップを搭載。直径100ミクロンの筒が約3万個ある樹脂チップは、ポンプを使って一定速度で血液を流し込み、血中循環腫瘍細胞(CTC)を表面に付着させる仕組み。CTCを染色して遺伝子レベルでタンパク質の異常を解析する。  従来は、チップへの血液の流し込みや染色に人手を要することが多かったが、装置は全工程をほぼ自動化したことで作業時間を2時間程度に短縮した。同種の海外製品と比べて販売価格を10分の1程度に抑え、全国の研究機関や大学が導入しやすくした。  既に産業医科大(北九州市)に肺がんなどの臨床試験用として納入した。今後は富大と連携してAI(人工知能)を駆使した全自動装置の開発も目指す。  国は患者ごとに異なる遺伝子情報を解析し、効果が見込める薬を探す「がんゲノム医療」の普及を推進しており、国立がん研究センターは10月4日から同医療に関する臨床データを医療機関などに提供を始める。大永副主幹研究員は「装置が普及し、さらにデータが多く集まれば新治療や新薬の早期実現につながる」と期待している。  ★ がんゲノム医療  がん組織の遺伝子変異を明らかにすることで一人一人の体質や病状に合わせた...

フキノトウ苦み成分に抗がん効果 既存化合物の「1700倍」、新薬の期待 - スポニチ Sponichi Annex 社会

  www.sponichi.co.jp フキノトウ苦み成分に抗がん効果 既存化合物の「1700倍」、新薬の期待 - スポニチ Sponichi Annex 社会 1-1 minutes  岐阜大学大学院の創薬研究グループは、日本原産植物のフキノトウに多く含まれる苦み成分「ペタシン」が、がん細胞の増殖と転移を強く抑制することを発見し2日、学術雑誌で発表した。ペタシンは、がん細胞の特異なエネルギー代謝を阻害することで、正常な組織への副作用を抑えつつ抗がん効果を発揮。既存の化合物の1700倍以上の効果があるという。  グループによると、乳がん、胃がん、大腸がん、膵臓(すいぞう)がん、膀胱(ぼうこう)がん、前立腺がん、白血病など幅広い種類のがん細胞に対して強い増殖抑制効果を示したという。フキノトウを直接食べても効果はないが、ペタシンは人工的に大量合成できるため、安全かつ高活性な新しいタイプの抗がん・転移阻害薬の開発が期待される。 続きを表示