世界史 4大文明 メソポタミア エジプト インダス 黄河

 



世界の4大文明(メソポタミア・エジプト・インダス・中国)の要点は以下の通りです。

1. メソポタミア文明(紀元前3500年頃〜) 

  • 場所: ティグリス川・ユーフラテス川流域(現在のイラク周辺)。

  • 特徴:

    • 世界最古の文明。シュメール人が都市国家を形成。

    • 楔形文字(くさびがたもじ)を使用し、粘土板に記録。

    • 太陰暦六十進法車輪の発明。

    • ハンムラビ王による「目には目を」で知られるハンムラビ法典。 

2. エジプト文明(紀元前3000年頃〜) 

  • 場所: ナイル川流域。「エジプトはナイルの賜物」と言われる。

  • 特徴:

    • 王(ファラオ)による神権政治。ピラミッドやスフィンクスの建設。

    • 象形文字(ヒエログリフ)を使用し、パピルスに記録。

    • ナイル川の氾濫予測から太陽暦、測量術が発達。 

3. インダス文明(紀元前2500年頃〜)

  • 場所: インダス川流域(現在のパキスタン・インド北西部)。

  • 特徴:

    • モヘンジョ・ダロやハラッパに代表される、高度な下水道を備えた計画都市

    • 未解読のインダス文字と、動物が描かれた印章

    • アーリヤ人の侵入後、カースト制度の原型が形成された。 

4. 中国文明(紀元前5000年〜1500年頃〜)

  • 場所: 黄河・長江流域。

  • 特徴:

    • 黄河流域では畑作(アワなど)、長江流域では稲作が発達。

    • 確認されている最古の王朝は殷(いん)

    • 亀の甲羅や獣の骨に刻まれた甲骨文字(漢字の原型)。

    • 精巧な青銅器の使用。 

共通点:

いずれも「大河の流域」で発生し、農業の発展により人口が増え、国家や文字、金属器が誕生しました。

中学・高校受験対策用の練習問題として使える
「世界の歴史クイズ:四大文明」4択・全10問です。
👉 各問題に正解と解説付きなので、理解を深めながら学習できます。


世界の歴史クイズ:四大文明(4択・10問)


【第1問】

四大文明のうち、チグリス川とユーフラテス川の流域で栄えた文明はどれ?

A. エジプト文明
B. インダス文明
C. 黄河文明
D. メソポタミア文明

正解:D

解説:
チグリス川・ユーフラテス川の流域で発達したのがメソポタミア文明です。「メソポタミア」は「川の間の土地」という意味です。


【第2問】

エジプト文明が栄えた川はどれ?

A. ナイル川
B. 黄河
C. インダス川
D. テムズ川

正解:A

解説:
エジプト文明はナイル川の定期的な氾濫を利用して農業を発展させました。


【第3問】

インダス文明の代表的な遺跡として正しいものはどれ?

A. メンフィス
B. モエンジョ=ダロ
C. 長安
D. テーベ

正解:B

解説:
モエンジョ=ダロやハラッパーは、計画的な都市づくりで有名なインダス文明の遺跡です。


【第4問】

甲骨文字が使われていた文明はどれ?

A. エジプト文明
B. メソポタミア文明
C. 黄河文明
D. インダス文明

正解:C

解説:
黄河文明では、占いの結果を動物の骨に刻んだ甲骨文字が使われました。


【第5問】

くさび形文字を使用していた文明はどれ?

A. 黄河文明
B. メソポタミア文明
C. エジプト文明
D. インダス文明

正解:B

解説:
メソポタミア文明では、粘土板に刻むくさび形文字が使われていました。


【第6問】

エジプト文明で作られた巨大な墓は何と呼ばれる?

A. ジッグラト
B. 神殿
C. ピラミッド
D. 城壁

正解:C

解説:
ピラミッドはファラオ(王)の墓で、来世を信じる宗教観が背景にあります。


【第7問】

次のうち、四大文明すべてに共通する特徴として正しいものはどれ?

A. 海の近くで発達した
B. 川の流域で農業が発展した
C. 鉄器を使用していた
D. 仏教を信仰していた

正解:B

解説:
四大文明はいずれも大河の流域で農業が発展し、文明が生まれました。


【第8問】

インダス文明について正しい説明はどれ?

A. 王の名前が多く残っている
B. 都市に上下水道が整備されていた
C. ピラミッドを建設した
D. 漢字を使用していた

正解:B

解説:
インダス文明の都市は、上下水道が整った計画都市で非常に進んでいました。


【第9問】

黄河文明で成立したとされる最初の王朝はどれ?

A. 周
B. 漢
C. 殷
D. 夏

正解:D

解説:
中国最古の王朝とされるのが夏で、その後に殷・周と続きます(※受験頻出)。


【第10問】

四大文明の中で、現在も解読されていない文字を使っていた文明はどれ?

A. エジプト文明
B. メソポタミア文明
C. インダス文明
D. 黄河文明

正解:C

解説:
インダス文字は現在も完全には解読されておらず、受験でもよく問われます。


🔍 学習ポイントまとめ

  • 川+文明名をセットで覚える

  • **文字(くさび形・象形・甲骨)**は頻出

  • **都市の特徴(上下水道・ピラミッド)**は差が出やすい


高校入試レベル(やや難) の
「世界の歴史クイズ:四大文明」4択・全10問です。
👉 資料読解・因果関係・用語の正確な理解が問われる構成になっています。


世界の歴史クイズ:四大文明【難易度アップ・高校入試レベル】


【第1問】

メソポタミア文明で制定され、「目には目を」の原則で知られる法典はどれ?

A. 十二表法
B. ハンムラビ法典
C. マヌ法典
D. 大宝律令

正解:B

解説:
ハンムラビ法典は、身分によって刑罰が異なる点が特徴で、「復讐法」の代表例です。


【第2問】

エジプト文明で、王(ファラオ)の権威を強める役割を果たした思想として最も適切なものはどれ?

A. 神権政治
B. 民主政治
C. 封建制度
D. 共和制

正解:A

解説:
エジプトではファラオは神の子とされ、神権政治によって強い権力を持っていました。


【第3問】

インダス文明が他の三大文明と比べて「政治の実態が分かりにくい」最大の理由はどれ?

A. 王が存在しなかったため
B. 宮殿がすべて破壊されたため
C. 文字が未解読であるため
D. 農業が未発達だったため

正解:C

解説:
インダス文明の文字は未解読であり、政治制度や王の存在がはっきり分かっていません。


【第4問】

次の組み合わせのうち、文明と特徴が正しく対応しているものはどれ?

A. 黄河文明 ― ピラミッドの建設
B. エジプト文明 ― 計画都市と上下水道
C. メソポタミア文明 ― 天文学と暦の発達
D. インダス文明 ― 甲骨文字の使用

正解:C

解説:
メソポタミア文明では天文学や暦、60進法が発達しました。他は文明の取り違えです。


【第5問】

エジプト文明で太陽暦が発達した主な理由として最も適切なものはどれ?

A. 航海のため
B. 王の即位日を記録するため
C. ナイル川の氾濫時期を予測するため
D. 宗教行事を減らすため

正解:C

解説:
ナイル川の氾濫は農業に直結するため、氾濫時期の予測が暦の発達につながりました。


【第6問】

次の記述として正しいものはどれ?

A. 四大文明はすべて鉄器時代に成立した
B. 四大文明はすべて都市国家を形成した
C. 四大文明はすべて青銅器を使用していた
D. 四大文明はすべて同時期に成立した

正解:C

解説:
四大文明は青銅器時代に成立しました。鉄器の普及はその後です。


【第7問】

黄河文明で王権と深く結びついていた行為はどれ?

A. 選挙
B. 占い
C. 契約
D. 裁判

正解:B

解説:
殷では**占い(甲骨文字)**が政治判断に使われ、王権の正当性を支えていました。


【第8問】

メソポタミア文明で都市国家が多く成立した理由として最も適切なものはどれ?

A. 砂漠が多く移動が困難だったため
B. 川の氾濫が弱く中央集権が不要だったため
C. 灌漑設備を都市ごとに管理する必要があったため
D. 山が多く外敵を防げたため

正解:C

解説:
灌漑(かんがい)設備を都市単位で管理したため、都市国家が発達しました。


【第9問】

インダス文明の衰退理由として、現在有力とされている説はどれ?

A. 異民族の侵入
B. 火山の大噴火
C. 川の流路変化や気候変動
D. 内乱の激化

正解:C

解説:
近年は気候変動や河川の流路変化による環境悪化説が有力です。


【第10問】

四大文明の成立に共通する条件として最も重要なものはどれ?

A. 交易の発達
B. 文字の発明
C. 大河による農業生産力の向上
D. 強力な軍事力

正解:C

解説:
安定した農業生産が余剰を生み、文明成立の基盤となりました。


📌 高校入試対策ワンポイント

  • 「なぜそうなったか」理由説明問題が増える

  • 用語暗記+因果関係をセットで覚える

  • インダス文明は「不明点が多い」こと自体がポイント


高校入試向け・記述式対策(20〜40字)
四大文明の重要テーマを網羅した練習問題10問です。
👉 そのまま入試答案として書ける模範解答つきです。


記述式対策:四大文明(20〜40字)


【第1問】

四大文明がいずれも大河の流域で成立した理由を、20〜40字で説明しなさい。

模範解答(32字)
大河の氾濫で肥沃な土地ができ、安定した農業生産が可能になったため。


【第2問】

メソポタミア文明で都市国家が発達した理由を、20〜40字で説明しなさい。

模範解答(34字)
灌漑設備を都市ごとに管理する必要があり、独立した都市国家が生まれたため。


【第3問】

エジプト文明でファラオの権力が強かった理由を、20〜40字で説明しなさい。

模範解答(30字)
王が神の子とされ、宗教と政治が結びついた神権政治が行われたため。


【第4問】

インダス文明の政治のしくみが分かりにくい理由を、20〜40字で説明しなさい。

模範解答(28字)
使用されていたインダス文字が未解読で、記録内容が分からないため。


【第5問】

黄河文明で占いが政治と深く関係していた理由を、20〜40字で説明しなさい。

模範解答(31字)
王が占いの結果で政治判断を行い、王権の正当性を示していたため。


【第6問】

エジプト文明で太陽暦が発達した理由を、20〜40字で説明しなさい。

模範解答(29字)
ナイル川の氾濫時期を予測し、農業に役立てる必要があったため。


【第7問】

四大文明が青銅器時代に成立したことの意味を、20〜40字で説明しなさい。

模範解答(34字)
青銅器の使用で農具や武器が改良され、生産力と社会の発展が進んだため。


【第8問】

インダス文明の都市が計画的につくられていたことから分かることを、20〜40字で説明しなさい。

模範解答(33字)
統一された規則のもとで都市が建設され、高度な都市管理が行われていた。


【第9問】

メソポタミア文明で法典が制定された目的を、20〜40字で説明しなさい。

模範解答(32字)
社会秩序を保つため、刑罰や身分差を明確にして人々を統治した。


【第10問】

四大文明の成立がその後の歴史に与えた影響を、20〜40字で説明しなさい。

模範解答(36字)
文字や法律、都市生活の基礎が築かれ、後の文明発展の土台となった。


✍️ 記述問題で点を取るコツ(入試頻出)

  • 「〜ため」構文で理由を明確に

  • 主語+理由+結果を意識

  • 抽象語(発展・影響)+具体語(農業・文字)をセット


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