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2024年4月28日日曜日

東急プラザ原宿「ハラカド」に雑誌の図書館

 






東急プラザ原宿「ハラカド」に雑誌の図書館「COVER」オープン 日販グループひらくがプロデュース

2024年4月26日

 日本出版販売株式会社(日販)の子会社である株式会社ひらくプロデュースによる雑誌の図書館「COVER」が4月17日、東急プラザ原宿「ハラカド」2階共用スペースにオープンした。

 

 

 「COVER」では1960年代から現在までに発行された約3000冊の雑誌を展示し、無料で閲覧できる。また、月替わりで開催する企画展の第1弾は、「COVER創刊号」と題し、約50誌の雑誌創刊号を展開する。区画外への雑誌の貸し出しおよび販売は行っていない。

 

 所蔵する雑誌は、賛同した加盟出版社20社と一般の読者から提供・寄贈された。寄贈された1冊から最新号までを揃えた。

 

 メインビジュアルには、ロックバンド・クリープハイプの尾崎世界観氏がモデルとして参加。尾崎氏は雑誌の思い出や「COVER」の印象について、「COVER」ブックディレクター・深井航(ひらく)と対談した。

 

 また、加盟出版社とのコラボレーションイベントも実施する。4月17日〜23日は株式会社朝日新聞出版の週刊誌『AERA』とコラボレーションし、「週刊誌『AERA』 presents 雑誌のつくりかた 大解剖展」を開催した。

 

 「ハラカド」は東急不動産グループが開発した商業施設。東京メトロ「明治神宮前(原宿)」駅徒歩1分、JR山手線「原宿」駅徒歩4分の神宮前交差点に面する通り沿いに立地している。

 

□所在地=東京都渋谷区神宮前6-31-21

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日本財団図書館 システムメンテナンス

 



日本財団図書館 システムメンテナンスのお知らせ

日本財団図書館をご利用いただき、誠にありがとうございます。
以下の時間帯でシステムメンテナンスを実施させていただきます。

2024年4月28日(日)9:00 ~ 4月29日(月)9:00

上記時間帯においてはご利用ができない状態となります。
ユーザの皆さまにはご迷惑をお掛け致しますが、何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。

2024年4月20日土曜日

書店と図書館の「対話の場」

 




書店と図書館の「対話の場」が発表した“成果”を読む 永江朗

「書店・図書館等関係者における対話の場」は、出版文化産業振興財団(JPIC)、日本図書館協会、文部科学省総合教育政策局の連携の事業。書店や出版社、公共図書館、学識経験者らで構成され、2023年10月から24年3月まで4回にわたって開催された。4月1日に発表された「まとめ」では、これまでの議論で得られた現状や課題に関する共通認識や書店と図書館の連携方策が提示されている。

 興味深いのは「複本問題」について。公共図書館がベストセラーを大量に所蔵して貸し出し、書店の経営や作家の生活を圧迫しているという批判は、20年以上前から続く。一部の書店や出版社からは、複本制限や貸し出し猶予期間の設置などを求める声もあった。しかし「まとめ」ではベストセラー本の複本は平均1.46冊で、約6割の図書館の複本は「2冊未満」で過度とはいえない状況にあるとした上で、実証研究に基づいて「全体として図書館による新刊書籍市場の売り上げへのマイナスの影響は大きくないこと」「少数のベストセラー等の売り上げ部数の多いタイトルの売り上げへの影響は小さくないこと」が確認されたとしている。

 対話の場の座長でもある大場博幸日本大学教授の研究(固定効果モデルによる重回帰分析)によると、図書館の所蔵1点の増加で書店の売り上げは月に0.06冊減少する。ただし上位32タイトルについては所蔵1点の増加で月に0.27冊の売り上げ部数減少があるという。

 影響の大きさをどう捉えるかは個人差もあるだろうが、かつて話題になった「図書館栄えて物書き滅ぶ」などという言説はかなり誇張されたものだと言っていい。しかし、逆に言うと、影響は少ないというデータを示されても感情的な問題(「苦労して書いた本をタダで読まれる」等々)は残るだろう。「まとめ」では、「形式的なルール等よりもまずは関係者間の相互理解が重要である」としているのは妥当だ。

 忘れてならないのは本は読者のためにあるという基本だろう。ぜひ「関係者」には読者も含めてほしい。現在と未来の読者のために、書店と図書館はどうあるべきかを考えていこう。


 この欄は「海外出版事情」と隔週で掲載します。


週刊エコノミスト2024年4月30・5月7日合併号掲載

永江朗の出版業界事情 書店と図書館めぐり「対話」の成果発表

インタビュー

世界の歴史クイズ:オリエント世界の統一

  古代オリエントとは、現在の中東地域一帯(メソポタミア・エジプト・アナトリア ・イランなど)に成立した文明圏を指します。ここでは、数千年にわたり多くの民 族と国家が興亡を繰り返しましたが、やがて広大な領域を一つにまとめる 「統一帝国」が誕生します。これがオリエント世界の統一で...